リスニング学習のコツ

この勉強の利点は、集中的に何度も同じ英文を聞くことにあります。何度も同じ英文を聞くからフレーズが頭に残りやすく、そのフレーズを利用してライティングに繋げられます。また、そのフレーズを「音」で瞬間的に理解できるようになっているので、文字を読んでも瞬時に理解へと結び付けられます。音で理解できていれば(訓練次第ですが)スピーキングにも応用できます。以上の観点から、本気で英語をなんとかしたいと相談してくる学生には、ディクテーションを薦めています。

リーディング学習のコツ

英語を勉強している人であれば「英語で書かれた本に挑戦したい」と考えたことがあるのではないでしょうか。思い立ったが吉日、書店や通販サイトで本を買い、期待に胸を膨らませてページをめくったものの「あれ…読めない…こんなはずでは…」という経験をした人は少なくないはずです。また、この記事にたどり着いたのが受験生であれば、過去問の長文読解に苦労している人もいるかもしれません。今回の記事が、そういった挫折を味わったことのある英語学習者の一助となることを願っています。

英文法学習のコツ

一般的に「文法」とは、文や語句を組み立てる上でのルールのことです。「文法が苦手」という人は「文法」と聞くと、関係代名詞や仮定法のような、一種の「構文」を考える傾向にあるようですが、”a dog” や “the dog” のような短い表現にも決められたルールが存在しています。これを読んでいる英語の中上級者は、そっとブラウザを閉じて別のサイトに行ってしまうかもしれませんが、それでも、英語学習は、そういった小さな単位から丁寧に積み上げていく必要があるということを(とりわけ「大学受験を控えている人」や「英会話ができるようになりたい人」は)謙虚に受け止める必要があります。

英熟語学習のコツ

一つひとつの英単語は知っているのに、組み合わせで表現されたら急に理解できなくなってしまうようなご経験を、誰もが一度はされたことがあるはずです。実を言うと、筆者もその1人で、小説を読んでいる時、実際の会話の場面、リスニング試験で流れてくる音声、そして、四択問題などに多かった印象があります。今回の記事は、熟語やイディオムについての(筆者なりの)学習方法を紹介します。

英単語学習のコツ

日本の学校では、授業数の関係から(”a” や “the” を含む)約5000語程度を目安に取り扱っているのですが、これだけで日常会話はできるようになりません。この5000語の中には、日本人であれば日本語として必ず聞いたことのあるような語が入っていないからです。むしろ、こういった語が日常会話を支えていると言っても過言ではないのですが、そう頻繁に耳にしないことなどを理由に省かれてしまっているのです。したがって、学習対象の英単語を制限しないこと、つまり、なんでも英語にしてみることが、ひょっとすれば、日頃の英単語学習において最も大切なことなのかもしれません。

参考書選びのコツ

本当に良いものであれば、その1つがあれば十分なわけですが、世の中に数多くの学習参考書が存在するのは、その内容とは無関係に、誰もが納得できる説明を、著者や研究者が未だに導き出せていないからです。それが英語であれば、私も含めて誰も英語を理解できていないからです。さらに言い換えると「どの本を選んでも書かれてある内容に大きな差がない」ことになります。したがって、質の良し悪しはあるものの、オススメの参考書は人に選んでもらうのではなく「自分が読みやすい」と感じたものを選定基準にした方が学習を継続できるように思います。

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